平成18年台風第13号(平成18年9月)
やじ馬の車整理に大活躍
~やっぱり頼れる消防団~
(延岡市 60代 男性)
列車の横転事故が報道されたこともあり、竜巻の被害をひと目見ようと、やじ馬が大勢やって来て、町の中は車、車で大混雑になりました。
竜巻の通った場所は、家々のカワラや窓ガラスが根こそぎ飛ばされ、辺りに散乱していましたので、私たちは総出でその後かたづけに追われていました。で、そこへ車が入ってこないように、消防団にお願いしました。
中には、「親戚のところに来ました」とか、「市役所の者です」とかウソをついて、入ってこようとする人たちもいましたが、そこは地元の消防団で、どこに誰が住んでいるかすべて分かっていますから、「そんな人はおらん」と言えるんですよ。
「市役所の人がIDカードも持たず、草履でくるはずがない」と、帰ってもらったという話しも聞いています。被災地区の入り口、出口を固めてもらったお陰で、安全を確保でき、現場のあと片づけに集中することができました。