「避難所のテレビで発見、泥水に浸かるわが家」

平成17年台風第14号(平成17年9月)

避難所のテレビで発見、泥水に浸かるわが家

(宮崎市 20代 女性)

私が住んでいたところは、今まで水に浸かったことがなかったので、水害に遭うということを全く想定していませんでした。朝の5時ごろに消防団の人たちが「避難してください」と言って回っていることに家族が気づいて、家族全員、布団から出て服を着替えて、すぐに避難を始めました。

避難所になっている小学校に行く途中では、橋を渡らなければなりませんでした。うちは足腰の悪いおばあちゃんを連れていたので、傘もさせないようなすごい雨風の中を逃げること自体、怖かったです。

私はおばあちゃんが一緒だったので、小学校の畳の部屋で過ごさせてもらっていたのですが、その部屋のテレビでニュースを見ていると、川が氾濫して、あたり一面、海のようになった町のようすが流れました。その中に自分の家を見つけたときには、ショックで言葉もありませんでした。

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