「見知らぬおじいさんたちと手紙で交流」

雲仙岳噴火(平成2年11月~平成8年6月)

見知らぬおじいさんたちと手紙で交流
~改めてわいた感謝の気持ち~

(島原市 20代 女性)

あのころ、わたしたちの中学校にも、救援物資がたくさん送られてきました。で、先生の指導で、みんなで手分けしてお礼の手紙を書いたんです。

そうしたら、返事が来ました。関東のほうの人で、年を取ったご夫婦でしたが、自分のことのように心配してくださっているのが、とてもよくわかりました。

うれしくて返事を書いたら、今度は梅干しが送られてきましたので、両親がお礼にカステラを送りました。おじいさんたちもわたしのような子供から手紙が来るとうれしいみたいでしたし、元気でいるんだなと安心されたみたいでした。

全国から救援物資がとどいて、だんだん当たり前みたいになってきたときでした。手紙のやりとりで、送ってくださる方の気持ちがよくわかり、こころから感謝するようになりました。

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