「デマ防止に、消防車や校内放送でラジオ流す」

福岡県西方沖を震源とする地震(平成17年3月)

デマ防止に、消防車や校内放送でラジオ流す 

(福岡市 70代 男性)

避難所になる小学校には消防署が隣接しています。幸い、地震が発生して、私が小学校に駆けつけたときには、もう、消防団が集まっておりました。で、私はまず、彼らに消防車の拡声器でNHKのラジオを流すように頼みました。

それから小学校に避難してきた地域の人たちに、1人ずつ声をかけていたら、教頭先生がおられたから、「学校放送でNHKのラジオを流し続けてください」と言いました。

私は子供のころから、関東大震災の時にいろいろとデマが飛んで暴動が起き、地震とは関係の無いところで事件が起きてしまったという話を聞かされていました。だから、正確な情報がスムーズに伝達されなければならないと思い、NHKのラジオを流し続けるように頼んだのです。

そうしたら、被害の状況とか、街の様子とかが、ずっとラジオから聞けたんですよ。

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