泥水かぶった道に水を流して清掃~心強い地域の助け合い~

前線による大雨(平成24年8月)

泥水かぶった道に水を流して清掃~心強い地域の助け合い~

(宇治市 60代 男性 地区役員)

泥水かぶった道に水を流して清掃~心強い地域の助け合い~のイラスト

私が異常に気づいたのは午前4時半くらい。ものすごい雨音で目が覚めて、パソコンで気象庁のレーダー画像を見たら、それこそ強い雨、1時間に50ミリを超すような雨雲が次々とやってきていて、「これは危ないな」と思っていました。

気がつくと、近くの川の水面が上がっているのが見えましたので、すぐにマンションの管理人さんなど何人かに「あと50センチくらいであふれるで」と電話しました。

案の定、5時過ぎから急激に水位が上がり、気がついた時には水が道路にあふれている状況になりました。住民のみなさんに道路があふれていることを知らせたのはこの後。もうちょっと早めに注意をうながすことができれば良かったのですが、あふれそうだという予感はしていても、どの程度あふれるかは予想がつきませんでした。ちょっと気が動転していたせいもあるかもしれません。

幸い大きな被害にはなりませんでしたが、かなりの人が自分から掃除を買って出て、泥水をかぶった道路に水を流してくれましたので、前よりもきれいになったくらいでした。何かあった時のこのような助け合う力をとても心強く感じました。

kkh26008

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.