「避難所に電気マット持ち込み、何度も落ちたブレーカー」

阪神・淡路大震災(平成7年1月)

避難所に電気マット持ち込み、何度も落ちたブレーカー

(淡路市 50代 男性)

冬の寒い時期だったから、避難所になった町民センターも底冷えがしていました。床が冷たいので、みんな新聞を敷いて、その上に毛布を重ねて敷いとったけど、「冷たい、冷たい」って口々に言っていましたね。

そのうち、救援物資の入っていた段ボールの空き箱を敷く人も出ました。それでも寒いので、家から電気マットを持ってくる人もあらわれました。

電気は通じていたから、みんなもマネして電気マットを持ってきてね。「落ちるよ、落ちるよ」と言っても聞かないから、よく、電気のブレーカーが落ちて、町民センターが真っ暗になりました。

地震のショックもあって、あの時の寒さはこたえましたね。

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