「マンガ見たいのに、ずっと地震」

阪神・淡路大震災(平成7年1月)

マンガ見たいのに、ずっと地震

(神戸市 20代 男性 学生)

家自体に大きな被害はなかったのですが、おばあちゃんもお母さんもお花をしていたので、たくさんあった花瓶が全部倒れていましたが、廊下に並べて置いてあったので割れはしませんでした。でも、食器関係は、もう全部こなごなに割れてしまいました。

私の部屋は、倒れるものは特に何もなかったし、お父さんの部屋も、タンスを置いていたんですけれども、衣装ダンスのさらに上に箱に入れた物を積んでいたからなのか、倒れることはなく無事でした。

子ども心に、「何か」が起こったということは分かったんですが、何が起きたのかは分かってなかったんですね。電気が戻って、すぐにテレビをつけたのだけれど、どこもニュースばかり。学校もお休みだし、子供的にはかなり暇でしたから、マンガなんかを見たいのに、どのチャンネルもずっと地震のことばかりやっていて、タイクツでした。

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.