「「要援護者」以外も助けが必要」

平成16年台風第23号(平成16年10月)

「要援護者」以外も助けが必要

(宮津市 50代 女性)

私もじきに高齢者の部類に入るんですが、常日ごろ元気で、高齢者とも思えないような方のことは民生委員 さんや自治会の役員もあまり気にとめていないんです。

だけど、いつもは元気な人たちも、水害後の後かたづけは力仕事なのでお年寄りには大変だったという話をよく聞きました。

今まで気がつかなかったのですが、「要援護者」のボーダーラインっていうか、元気なひとり暮らしとか、夫婦で元気に暮らしている家庭も災害時には助けがいるのに、「援護が必要な人」というくくりから抜け落ちてしまっているんですね。

今回の水害で、そういう人たちのケアをどうするかも、考えなければいけないなと思いました。

※民生委員とは、社会奉仕の精神を持ち、常に住民の立場になって相談に応じるなど、社会福祉の増進に努めることを任務として、市町村の区域に配置されている民間の人です。また、民生委員は児童委員を兼ねています。

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