「万一に備え、救急ルートの確保と応援協定の締結が急務」

山陰地方の大雪(平成22年12月~23年1月)

万一に備え、救急ルートの確保と応援協定の締結が急務

(安来市 50代 男性 市役所職員)

今回の雪害は、昭和38年の豪雪と積雪量はさほど違わないかもしれません。しかし当時は、こんなに車が多くなかったので、被害としては今回のほうがはるかに大きいのではないでしょうか。

たくさんの車が幹線道路に止まり、迂回路も除雪が十分でない。そんな状況の中で、病人や怪我人が出た時の救急搬送が心配でした。また、この状況が何日も続くと、人工透析を受けているような方々の不安も大きかったと思います。救急ルートの確保や優先順位などを決めることが、今後の課題です。

また、災害時にすぐに営業してもらえるように、多くのガソリンスタンドと応援協定を結ばせていただきました。国道沿いのパチンコ店には、待機場所として使わせてもらえるよう提携を交渉しているところです。

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