「停電のお知らせや復旧の見込みを広報車で伝えるが」

山陰地方の大雪(平成22年12月~23年1月)

停電のお知らせや復旧の見込みを広報車で伝えるが
~有線放送や防災無線、停電エリアでは機能せず~

(松江市 50代 男性 電力会社社員)

停電が広範囲で、お客さまからの問い合わせが殺到したため、年末年始で帰省中の社員の呼び出しや他事業所および本社からの応援も受け対応にあたりました。

停電が長引くにつれ、お客さまからの問い合わせ件数も増加。現場からは復旧見込みがたたないとの連絡を受けていたため、お客さまからは大変厳しいご意見をいただき、対応には大変苦慮しました。

停電状況のお知らせや復旧見込みについて、多くのかたに情報を伝えようと広報車を出しましたが、幹線道路が渋滞で立ち往生。車を呼び止められ、詰め寄られる場面もありました。また、行政機関の有線放送や防災無線も使わせていただきましたが、停電中のエリアでは機器が使用できず、情報が十分に行き届きませんでした。

今後は、停電が長引く状況の中で、どのような方法で情報を伝達していくのか検討が必要だと考えています。

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