「帰省、買い物、初詣、物流トラック」

（安来市　40代　男性　運輸会社社員）

12月31日の昼から1月2日の朝まで、道路上で止まってしまった車の救援にあたりました。雪で高速道路が通行止めになると、このあたりは、国道1本しか道はありません。しかも年末なので、帰省する車や買い物に出かけた車、出雲大社への初詣客、さらには物流のトラックなどが、除雪されていない道路上に数多く立ち往生していました。単に滑って道の真中に停止しているというのではなく、そういう車をかわした車が民家に突っ込みかけていたり、信号機に張りついていたり・・・という状況。なので、レッカー移動だけでなく、クレーンで吊り上げて、車を道路へ戻す作業も何度かありました。

昨今は公共事業が減り、土木・建築関係の会社の設備が縮小しているので、除雪車もリースをしている会社が多いらしいです。必要な時だけ借りられるのは合理的ですが、今回の豪雪はリース会社も年末年始で休業しており、駐車場にあるだけで役立てられない除雪車がたくさんあったという話も聞きました。