平成22年梅雨前線による大雨災害(平成22年7月)
前年の被災を教訓に連絡体制を整備
(山陽小野田市 40代 男性 保健施設職員)
前の年にも水害を経験していますので、また無いとも限らないということで、各事業所の長を招集しまして、防災に関しての対策会議というのをしたわけです。それがちょうど水が出た1週間ぐらい前なんですよ。
非常時の連絡体制などを整備して、電話を掛けて、「こういう状況なので待機しとってくれ」とか「すぐに施設に来てください」とかいう形で訓練を実施しました。
その時は「ならんじゃったら、ええですね」というお話ですましとったんですけれども、その訓練が終わったころからずっと雨が降り続きよったんです。
通常ですと「待機」、「一次呼集」、「二次呼集」っていう順番になるんですけど、今回は私が朝の6時半過ぎにここに来た時点で近くの川があふれそうだったので、もう飛ばして「皆さん施設に来てください」とリーダーさんを集めました。通いの利用者さんには、職員が手分けして、「今日は自宅で待機をしとってください」と全員に連絡をしました。
従業員にも抜き打ち訓練をしたりしていたので、本番も混乱なくできました。