平成12年(2000年)鳥取県西部地震(平成12年10月)
友だちにはビデオメッセージ
~休校中に児童を訪問~
(鳥取県 日野町 60代 女性 学校関係者)
地震が起きたのが金曜日で、次の日の土曜日には家庭訪問をしました。学用品を置いたまま家に帰っていますからそれを届けて、家庭がどんな様子なのかを聞き、通学路の点検をしました。
臨時休校の間は、毎日のように電話で「今、どんなことをしてる?」とか「どんな気持ち?」「お風呂に入れてる?」「心配なことはない?」というふうなことを聞きました。なんせ生徒が少ないですからね。家庭訪問も毎日のようにして、時には勉強してる子と一緒に課題を考えたりもしました。
それから、「友達へメッセージを持って行こう」ということで、子ども達の様子をビデオに収めて、みんなが元気にしているよということを知らせて回りました。
阪神・淡路大震災で心のケアが問題になりましたから、先生方もそのことを意識して行動していたと思います。