「阪神教訓にしとって良かった消防局の耐震補強」

平成13年(2001年)芸予地震(平成13年3月)

阪神教訓にしとって良かった消防局の耐震補強

(呉市 50代 男性 市役所職員)

阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて、平成9年に消防局は建物の耐震補強をしました。スペースはものすごく狭くなったんですが、部屋の中まで全部筋交いをいれました。芸予地震の時は、望楼 がグラグラ揺れたんですけど、なんとか折れずに済みました。アンテナが設置されている望楼が倒れると、消防無線がものすごくダメージを受けるので、あれ耐震補強しとって良かったね、という話を仲間うちでしました。

阪神・淡路大震災の教訓で、被災宅地危険度判定士とか、応急危険度判定士とかの制度ができていますけど、勉強をして判定士にメンバー登録している市の職員もいるんですよ。

※望楼とは、火災の発見などのために設けられた見張り台で、火の見やぐらともいう。

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