「見舞いの車や路上のごみで収集車入れず」

平成20年8月末豪雨(平成20年8月)

見舞いの車や路上のごみで収集車入れず

(岡崎市 70代 男性)

水害にあった家は、まず泥をかぶった家財をごみとして出すのですが、当初、市からは「ふだんどおりに分別して、指定のごみステーションに置いてください」と言われました。だけど、泥のついた畳などは60キロ近くするので重くてそこまで持っていけないということで、家の前に出していいことにしてもらったのです。

ところが、うちの地区にはごみ収集車は丸一日来ませんでした。なぜかというと、見舞いの人とか親戚の車が道いっぱいにとまっていて、ごみ収集車が入ってこれなかったんです。他県ナンバーの車の中には、お金になりそうなゴミを勝手に持って行く人もいたので、交番に交通整理とパトロールを頼みましたが、「人手不足なので」と言われ、結局、私が3日間、交通整理をやりました。

見舞いの方からの差し入れはありがたいし、助かった部分も多かったのですが、停めてある車のせいで、ごみ収集車が通れなくなるのは、ほんとうに困りました。

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.