「バスタオルの防災ずきんでコミュニケーション」

平成20年8月末豪雨(平成20年8月)

バスタオルの防災ずきんでコミュニケーション

(名古屋市 70代 女性)

私たちは、地震対策として一人暮らしの方たちに、防災ずきんの作り方を教えてまわっています。仲間の家で集会したり、商店街の婦人会の方たちを集めたり、教えてほしいと言われれば地域の集会所に出かけていったりして。

そのずきんは、簡単に言うと、どこの家にもあるバスタオルに、軍手や下着類を、しっかり縫いつけちゃうと取れないですから、しつけ糸で荒く縫いつけておき、そこにクッション代わりにもなる尿取りパッド2つを入れてたたむというものです。で、軍手はポケット代わりにもなりますから、その中にお金だとか健康保険証の控えだとかを入れておくんです。

常備薬なんかは、時たま替えなきゃいけないから、外側へ縫いつけますし、中に入れるものはマスクやストッキングなど使う人が自由に選ぶことができます。最後にバスタオルにヒモをつけて縛るようにするんですけど、縛ったところに百円均一のお店で買った笛をぶら下げて、「何かあったらこの笛を吹いて知らせてね」って言って。みんなでおしゃべりしながら作るとお互いの気心も知れるし、地震への意識も高まるので一石二鳥ですね。

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内閣府政策統括官(防災担当)

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