平成18年梅雨前線による豪雨(平成18年7月)
災害に備え、年末には帰宅訓練
(諏訪郡富士見町 50代 男性)
うちの事業所の場合は、従業員の8割から9割くらいが、車で通っています。今回の水害では、交通網が寸断されて県内の全ての事業所が1~2日間臨時休業になりました。これが地震だったらどうかと考えると、通勤経路になっている国道は、断層のところにあって、いつ崩れてもおかしくないところが相当あるんですね。ですから、その国道を使わない経路で自宅へ帰るという訓練を、年に一回、年末の最終日にやっています。
通常で1,300台くらいの車があるんですけれども、駐車場から一斉に出ようとすると大変なので、時差をつけて、50分くらいかけて出てもらいます。
寒い時期だと災害が起きたときに、駐車場の車で暖をとることもできるので、従業員には、車のキーをロッカーじゃなくて、自分のポッケにいつもいれておいてくれって勧めています。