平成18年梅雨前線による豪雨(平成18年7月)
長靴流され、泥の中を避難
(諏訪市 30代 女性)
私が住んでいたのは、ちょうど土砂災害があった地域です。土砂崩れがあったというので、家の外を見たら、車がプカプカ浮いていて、土砂が流れていました。それで、家のドアとか窓をあけないようにして、土砂が引くのをずっと待っていました。大体3時間くらいしたら水が引いて泥だけになってきたので、外に出て、避難所へいきました。泥の中を歩くので、「沈んでしまったらどうしよう、できるだけ自分を身軽にしなきゃ」と思って、何も持たずに避難しました。
避難するのに一番困ったのは長靴です。長靴はいつも家の外においてあったので、どこかに流されてしまい、必要な時に使えなかったんです。長靴は家の外じゃなくて、中に入れておけばよかったなと思いました。