「社員のために温泉施設を確保」

平成19年新潟県中越沖地震(平成19年7月)

社員のために温泉施設を確保

(柏崎市 40代 男性 会社員)

当時、暑い季節で、会社に来ても空調がないから汗だくで、何とかふろに入りたいと思って、あちこちに最近できた温泉みたいなふろ屋に行きました。一度長岡に行ったら、ものすごく並んでいて、「入らないで帰るぐらいなら」と、新潟まで行ったこともありました。

会社のために温泉施設を無料で貸してくれるところが出てきて、夜の11時半ぐらいまで社員が入れることになりました。ただ、会社の人と一緒におふろに入らなきゃいけないんで、それが嫌だという人もいるし、それこそほかの温泉施設はすごい人なのに、そこは全然人がいないから、残業してからでも楽々入れるからと毎日通っていた人もいました。

そこは会社がよく利用するホテルで、普段のつきあいから好意で開放してくれたようですが、会社がそこまで準備してくれたのはすごいことだなと思います。

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.