「電話連絡網を使って部下の安否を確認」

平成19年新潟県中越沖地震(平成19年7月)

電話連絡網を使って部下の安否を確認

(柏崎市 40代 男性 会社員)

「ひとまず自宅に戻りなさい」という会社の指示で、道が傷んでいる部分に気をつけながら帰ったのがお昼ちょっと前だったと思います。家のほうは食器やテレビが落ちていて大変な状況でしたが、家族は無事でケガもしていなかったので安心しました。

その後、部下の安否確認をしなきゃいけないということで、会社に戻りました。守衛所には発電機がありますので、テレビが映っていました。「おっ、こんなにすごいのか」と、ほんとうにおどろきましたね。

安否確認は、携帯電話は当然つながらないと思って、部下の自宅あてに電話しました。避難所に行った人は夕方の5時、6時にならないと電話に出ないので苦労しましたが、その日のうちに8割ぐらい、翌日には何とか全員と連絡をとることができました。

携帯電話があるご時勢とはいえ、やはり、ふだんから、電話連絡網をきちんと整備しておかないとなと思いました。

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