平成19年能登半島地震(平成19年3月)
かってに窓あき、カーテンひらひら
(輪島市 70代 女性)
朝、テレビを見ていたら、ドーンと家が持ち上げられるようになって、グラグラと揺れました。「あっ、地震や。家が潰れる。家が潰れたら私は死ぬンや」と思って、とにかくストーブは消しましたが、何をしていいか分からず、ただ家が揺れているのを眺めているだけでした。
揺れがだいぶおさまってから外に出てみると、うちの窓のカーテンが風にゆらゆらゆれていました。「あれ、おかしい。カギをかけていたはずなのに」と思って、近寄ってみると、全部の戸が10cmほどあいているんです。窓はしっかりしたサッシで、いつもカギをかけていたのに、大きな揺れでカギが外れたんでしょうね。