平成16年7月新潟・福島豪雨(平成16年7月)
聞いて良かったアドバイス
~水害でも必要な水のくみ置き~
(三条市 40代 女性)
隣の奥さんから、「とにかくお風呂にいっぱいお水をためて、ふたして、きれいなお水にしておくんだよ」って言われました。「えっ、じゃあ、掃除しておかなきゃ」なんて言って、一応ためました。あとで断水したら困るからなんですね。じゃあ、お湯も必要になるなと思って、やかんにいっぱいお湯を沸かして、ありったけのポットにお湯を詰めました。水は午前中のうちに止まっちゃって、子供たちが順番にトイレに入っていくごとに、「流れない、流れない」って。それで、お風呂の水で流しました。
それから、「ご飯もとにかく、朝食べちゃったなら、炊きなおしなさい。めいっぱい炊いておくんだよ」と言われて、「えっ、そんなに要らないじゃん!」って言ったけど、「保温をきかせておかなきゃだめだよ」って言われて、朝9時前にお米をといで、ごはんを炊いて保温にしておきました。お昼頃おにぎりを作って、ポットなどをもって2階にいました。
子どもに食べさせていたら、ひとりで留守番をしているお向かいのお子さんが、うちの子に「お腹がすいた」ってメールしてきたので、2階の屋根から、「これ、食べなさい」って、おにぎりを投げてあげました。