令和元年東日本台風
データ管理は、事業継続のポイント
30代 男性 製造業社員
建物の1階部分は水没してしまったのですが、経理や財務を担当する管理本部がある2階事務所は無事でした。会社を経営していく上で必要な書類が一切被災しなかったのは助かりました。それが、復旧が早かった一つの要因です。
一方で、1階に生産管理の機能を置いていたことで、サーバーも書類も図面も全て被災しました。
被災をしてわかったことは、もっと2階に重要なものを上げておく、生産設備は物理的に被害を受けない方法を取っておくべき、ということでした。
「長野は台風災害を受けないだろう」という心のゆるみがなければ、クラウド上に重要書類を置いておく、できるだけデータのバックアップを取っておく、などの対策を打てていたのではないかなと思います。そうすることが、会社に来なくても、自宅や色々な場所から業務ができ、お客さんとのやり取りや生産管理を行えるといったより良い業務環境づくりにも繋がっていたかもしれません。