備えなければ憂いあり

令和元年東日本台風

備えなければ憂いあり

60代 男性 元地区役員

私は日頃から家族の中で、何かあった場合に避難する時には、安全な次女のアパートに一旦集合しよう。それから避難所へ移るか、そのままアパートにいて良いかどうかを判断しようというような話し合いをしていました。事前に家族の中で避難についての話ができているかが大切だと思います。

住民自治協議会では、水害をきっかけに地区で活用できる「我が家の避難計画」と「マイ・タイムライン」を作成しました。地区全体の状況を把握しておくために、自分の逃げる場所を記入してもらい、携帯の連絡先も書いてもらうことにしました。

そして、避難した場合は、必ず区長さんなりに「○○に避難しました、無事です」と自分から連絡してもらうようになっています。

農家の人にとって農機具はとても大事なものですから、警戒レベルのどの段階でどこへ移動させるか。ペットを避難所へ連れていけるのか、行けない場合はどうするのか。子どもがいないから避難先はホテルにしようかといったことを普段から考えてもらうようにしました。

「備えあれば憂いなし」の逆で、「備えなければ憂いあり」なのです。

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内閣府政策統括官(防災担当)

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