「北海道民生きているか」「大丈夫です」 スマホで延々と返信

平成30年北海道胆振東部地震・全道停電

「北海道民生きているか」「大丈夫です」
スマホで延々と返信

20代 女性 元観光施設職員

未明に地震が起きた時は、スマホの緊急地震速報で起こされました。地盤が丈夫なところなので、この家がこれだけ揺れているのなら、他はもっと揺れていると思いながら、家族でリビングに集まってテレビをチェックして、状況を把握しようとしていたところで停電になりました。仏壇にあったろうそくを灯りにしながら、私は、ネットの友だちの対応に追われました。

「北海道民生きているか」に「大丈夫です」と、そのようなやり取りが1時間続きました。あまりに切りがなかったので、TwitterとLINEのプロフィールに「生きてます」と。スマホの充電が、受信するだけで勢いよく減っていったのを覚えています。

寝る時、普段はスマホの電源をつけっぱなしですが、また、地震の情報が来るとまずいので、少しでも消費量を抑えておこうと、使わないアプリの動作を停止してから寝ました。電気が朝来ていたら良いなと思い、コンセントに充電器をさしておいたのですが、寝る前は70-80%だった充電が、朝起きたら30%ぐらいになっていました。「あ、だめだな」と思い、仕事へ行くまでの間、車で充電しました。

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