イチかバチか 増水した川を渡って地域を脱出

平成30年7月豪雨(平成30年7月)

イチかバチか
増水した川を渡って地域を脱出

倉敷市 50代 男性

夜中12 時頃に避難指示が出て、大人5人、5歳の子ども1人、犬2匹で車1台に乗り込み、避難所の小学校に逃げましたが、既にいっぱいで中に入れず、一晩グラウンドで過ごしました。

翌朝5時頃、雨が小降りになってきたので自宅へ帰って呑気に掃除でも始めようとしていたところ、家の近くの水路の水嵩が増してきているのがわかり、逃げなければいけないと思いました。避難していた小学校への道は既に大渋滞していたので、やむなく増水した高梁川を渡り総社市の方に逃げました。

渋滞が一番怖かったのです。前の晩に車が詰まって動かない状態を見ていたので、そのまま浸水して、車の中でみんなダメになってしまうのではと思うとものすごく怖かった。だから、イチかバチかの選択をしたのです。橋を渡っている最中に見た、橋の下ギリギリまで迫る水の勢いは忘れられません。

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