最初はバナナを死ぬほどもぎった

平成28年熊本地震(平成28年4月)

最初はバナナを死ぬほどもぎった

熊本市 30代 行政職員 女性

自宅が避難所の近くだったため、地震直後に避難者の対応に向かいました。

避難所開設後は、水道を止める旨の連絡があったため、トイレの水の確保が問題となりました。水くみの備えなどありませんでしたから、朝になるとすぐに、のぼりを立てる台や、大きなゴミバケツをかき集め、神社へ水くみに向かいました。

水問題に奔走する中、物資の対応もすぐに必要になりました。最初はバナナ。避難所に房で届いたバナナを死ぬほどもぎりました。その後も、コンビニやボランティアから届けられた物資を小分けにして配付したり、炊出しをしたりしました。今では100人分の分量がわかります。

地震直後から初めて経験する問題が次々と発生し、人数も時間も限られるなかで対応しなければならず、毎日必死でした。

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