公園は無法地帯 防災倉庫は空っぽに

平成28年熊本地震(平成28年4月)

公園は無法地帯
防災倉庫は空っぽに

熊本市 70代 自治会長 男性

この地域には広い公園があります。今は仮設住宅が建っているのですが、地震直後は、どこの人かわからない避難者で溢れかえり、地元住民が不安を感じるような無法地帯になっていました。

その公園に、いざという時に備えて防災倉庫が設置されていたので、地震後に倉庫に備品をとりに行ったのですが、唖然としました。誰が開けたか知らないけれど、鍵が勝手に外されて、中身は空っぽになっていました。いつ、誰が開けたのか、何をどれだけ持っていったのか、何もわかりません。備えておいたのに、地域の人のために使うことができませんでした。

いざというときに、みんなのために使えるよう管理しなければならなかった。せめて誰が鍵を持っているのか、地域のなかで把握しておけばよかったですよ。

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内閣府政策統括官(防災担当)

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