地震・津波対応型防災マップの特徴

地震・津波対応型防災マップの特徴

●地図情報のポイント

 地震災害に注意が必要な地域では、密集市街地等で一時的な安全を確保する 一時避難場所 、延焼火災等から安全を確保するための 広域避難場所 避難路 、主に負傷者用の 臨時救護所開設予定場所 、緊急車両以外の車両通行が規制される 緊急輸送路 等を、あらかじめ地図上で把握しておく必要があります。

 また、地震被害想定調査が実施されている地域では、その想定条件と調査結果をわかりやすく解説し、大地震発生時に予想される危険箇所の分布をあらかじめ把握しておくことも大切です。

 津波の発生が予想される地域では、過去の 津波浸水区域 、津波から安全を確保するための 津波避難場所・避難建物 避難路 、津波警報や避難命令等を広報する 非常警報施設 (防災行政無線拡声子局)等をあらかじめ地図上で把握しておく必要があります。

※このマップは、鎌倉市が観光地であることから、一般市民に親しみやすいものにしたことに特徴があります。作成当時には、緊急輸送路等の指定がなかったので図示されていませんが、緊急輸送路や各種防災拠点の設置状況など、最新の情報をマップに記載することが重要です。

地図をクリックすると拡大図が表示されます

(「平成5年度 国土庁防災マップ 鎌倉市 」より)

 

●啓発情報のポイント

 地震による被害を軽減するには、地震発生直後にとるべき 行動を理解しておく必要があります。そのためにもふだんから、地震発生時の 行動を予め想定して訓練しておくとともに(下図参照)、 家族で防災について話し合ったり、連絡方法や集合場所などを決めておくようにします。

▼地震のさいの心得10ヶ条

地震のさいの心得10ヶ条

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