(1)国連防災世界会議
平成17年1月、兵庫県神戸市において、「国連防災世界会議」 が開催されました。会議では、日本の防災担当大臣が全体議長を務め、「災害に強い国・コミュニティづくり」をテーマとして、今後10年の国際社会における防災活動の指針となる「兵庫行動枠組2005-2015」 (PDF形式:71.4KB) 及び「兵庫宣言」(外務省ホームページへ移動します)
が採択されました。
国連防災世界会議が目指した世界の災害被害の軽減を図るためには、兵庫行動枠組の実施が、各国のオーナーシップに基づく取組とこれを支援する国際レベル、地域レベルのパートナーシップを通じて進められる必要があります。
(2)国際防災戦略
国際的に兵庫行動枠組の推進調整の中核的な役割を担うのが、国連国際防災戦略(UN/ISDR) です。UN/ISDRは、1990年代の「国際防災の10年」の活動を引き継ぎ、ジュネーブにある事務局を中心に、各国、国際・地域機関等が連携した防災活動を推進しています。