ロ 三宅島噴火及び新島・神津島地震災害
1. 火山活動等の概要
- 7月8日以来三宅島噴火
- 8月18日の噴火では、噴煙の高さは14,000m
- 8月29日、低温で勢いのない火砕流が発生
- 9月以降から有毒ガス(二酸化硫黄等)の大量放出が継続
2.被害の状況
- 神津島村で1人死亡(7月1日)
- 三宅村は9月4日に全島民(1,972世帯3,853名)の避難完了。新島村では32名の避難勧告を継続中
3.主な政府の対応
- 被災者生活再建支援法を全島に適用(12年末までに1,021世帯に支給済)
- 火山活動の終息後、速やかに泥流対策や道路、水道等のライフラインの復旧等を行えるよう、自衛隊、消防、警察、海上保安庁等の協力の下、都道や電力の確保を安全対策に万全を期しつつ実施
12年11月15日
![]() 三宅島 泥流で埋もれた椎取神社と鳥居 |
![]() 新島 若郷小学校裏山の崩落 |
予備費・補正予算により観測体制の充実・強化