防災の動き



村内全域を対象とした防災訓練の実施 令和2年7月豪雨災害を受けて
熊本県山江村役場総務課

 熊本県南部に位置する山江村は、人口3,000人ほどの小さな村です。令和2年7月豪雨災害では、線状降水帯の発生により、7月3日から4日までの24時間の総雨量が453ミリとなり、記録的な大雨となりました。幸いにも人的被害はありませんでしたが、家屋、道路、河川、農地、林地等に大きな被害を受けました。

 今回、令和2年7月豪雨災害を教訓に、大雨による災害を想定した実践的な訓練を通して防災意識を高めるため、村内全域を対象とした防災訓練を9月10日(日)に実施しました。訓練では、災害対策本部の設置運営訓練、「高齢者等避難」から「緊急安全確保」など警戒レベルに合わせた避難情報を発令しての住民避難訓練、避難所開設運営訓練に取り組みました。また、自主防災組織による防災行政無線の遠隔放送での避難誘導や避難経路の確認など情報伝達訓練も実施しました。

 大規模災害を想定した訓練を実施したことで、地域の防災意識の向上や職員の災害時の対応を確認することができました。



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