防災の動き



「災害対応力を強化する女性の視点」実践的学習プログラムをご活用ください!
内閣府男女共同参画局

 大規模災害は全ての人の生活を脅かしますが、とりわけ、女性や子供、脆弱な状況にある人々がより多くの影響を受けることが指摘されています。中でも、人口の51.3%は女性であり、災害対応に女性の視点を反映することが不可欠です。

 しかし、これまでの災害では女性の視点に立った取組が十分ではなく、防災の意思決定過程に女性が参画していない、女性と男性で異なる災害の影響やニーズが配慮されない等の課題が生じました。

 こうした課題に対応するため、令和2年5月、内閣府は「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」(以下、「ガイドライン」という。)を作成しました。本ガイドラインは、地方公共団体の職員が、女性の視点に立った取組を進める際に参照できるよう、基本的な考え方と、平常時の備え、初動段階、避難生活、復旧・復興の各段階での具体的な取組を事例とともに示しています。また「便利帳」には、現場ですぐに活用できる「避難所チェックシート」を掲載しています。


【「災害対応力を強化する女性の視点」実践的学習プログラム】

 令和3年5月には、災害対応に関わる全ての地方公共団体の職員が、ガイドラインの内容を踏まえて女性の視点に立った取組を企画・実行できるよう「災害対応力を強化する女性の視点」実践的学習プログラムを作成しました。印刷・投影用スライドや動画教材、研修用ワークシート等をHPからダウンロードできます。研修や勉強会、防災・男女共同参画関連のイベント等、様々な機会にぜひご活用ください!


「避難所の解説・運営」の取組ポイント

ガイドライン「避難所チェックシート」の活用

「男女共同参画の視点による災害対応研修」を開催しました。

 令和3年10月8日(金)、内閣府男女共同参画局は国立女性教育会館との共催で、地方公共団体の防災担当部局・男女共同参画担当部局の職員等を対象に、「男女共同参画の視点による災害対応研修」を開催しました。昨年に続き、2回目となる今年は、全国からの参加申込が1000件(オンラインとオンデマンド配信)を超え、事前に実践的学習プログラムを視聴して女性の視点に立った取組について理解した上で、女性を含む地域の多様な人々とつながり、地域防災の体制を作るための様々なアプローチについて学びました。




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内閣府政策統括官(防災担当)

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