Disaster Management News—防災の動き

新潟県中越地震から6年

平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震から、本年で6周年を迎え、「10.23のつどい」が開催されました。

○被災と復興
  新潟県中越地震の発生から、本年で6周年を迎えました。
 平成16年10月23日17時56分に発生したこの地震は、最大震度7を記録したほか、複数の大きな余震を伴うものでした。新潟県では68名の尊い命を奪い、未曾有の被災をもたらしました。また、この震災では、一部損壊を含めると12万に及ぶ住宅が被害を受け、いまだ生活再建の途上にある方も残されています。
 これまで被災地では、ボランティアなどの協力を得て、地元住民や地元地方公共団体などが一体となって、復興が着実に進められてきました。

地震から6周年の「10.23のつどい」で来賓として挨拶する阿久津内閣府大臣政務官
(10月23日)
写真提供:新潟県

○10.23のつどい
 平成22年10月23日の震災6周年の日には、新潟県及び関係市主催による「新潟県中越大震災6周年10.23のつどい」が長岡市で開催され、政府を代表して阿久津内閣府大臣政務官が出席しました。大臣政務官は、来賓を代表して、「政府としても、この震災の教訓を踏まえ、被災者生活再建支援法の改正、震災前からの復興計画の作成の推進等を含む総合的な防災対策を推進しております。こうした取組を通じ、国民が安心していただける地域づくりに協力できるよう努めてまいります。」と挨拶しました。
 また、一時全村避難した旧山古志村(現長岡市)の山古志小学校の児童32人が被災体験などをつづった歌「ありがとう」など2曲を合唱しました。

山古志小学校(現長岡市)児童32人の合唱(10月23日)
写真提供:新潟県

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