平成21年度総合防災訓練
政府本部運営訓練
首都直下地震を想定し、内閣総理大臣を始めとする全閣僚が参加して、地震災害応急対策の実施体制の確保等を図る訓練を行いました。
総理官邸においては、緊急参集チームの参集・協議、内閣官房長官会見、閣僚協議、臨時閣議、内閣総理大臣会見、緊急災害対策本部会議、防災担当大臣会見の一連の訓練を実施しました。
さらに、有明の丘基幹的広域防災拠点施設(川崎市江東区)に並木大臣政務官を本部長とする緊急災害現地対策本部を設置し、緊急災害現地対策本部合同会議等の訓練を実施しました。
現地訓練
八都県市合同防災訓練と連携した訓練
(1)現地訓練会場である神奈川県川崎市(東扇島基幹的広域防災拠点)に内閣総理大臣を団長とする政府調査団を派遣しました。
(2)首都直下地震を想定した八都県市合同防災訓練と連携し、自衛隊、警察、消防、海上保安庁等による広域的な地震災害応急対策訓練を実施しました。
(3)災害派遣医療チーム(DMAT)が参加して、航空機等による広域医療搬送訓練を実施しました。具体的には、北陸(富山県)、北関東(栃木県)を域外拠点とするとともに、神奈川県内の複数の災害拠点病院から厚木基地へ患者を搬送する「域内搬送」に重点を置き、被災地内広域搬送拠点における患者受け入れ等の活動について検証を行いました。

各災害対策本部(総理官邸、有明の丘、川崎市役所)を結ぶテレビ会議

総理官邸で行われた緊急災害対策本部会議

有明の丘で行われた緊急災害現地対策本部合同会議