防災 Q&A

Q:災害のとき、公民館はどのような役割を果たしますか?

A:全国のほとんどの公民館は災害時には避難所として利用されます。公民館の設備を使用して避難生活を支えます。

 公民館は全国で平均1.3キロの範囲に1つあります。そのため災害時には、歩いて行けます。
 建物には、台所・トイレなどの基本的な生活設備が備わっているので、避難場所としての利用だけでなく、炊き出しも行うなど、いざというときの住民の生活を支える、災害時の拠点としての役割を果たします。
 公民館は日常生活に密着した社会教育施設として、講座や集会を開催しています。
 そのため、公民館では、自治体や市民団体などが地域住民に対して、防災講座や防災マップづくりといったさまざまな防災啓発活動を行っています。
 阪神・淡路大震災では、多くの人々が住民の手で助け出されました。災害時には、地域のみんなで助け合う共助の活動が非常に重要です。公民館は地域の人々を支え、つなげる拠点です。
 日ごろから公民館に足を運んで親しむとともに、災害に備えて防災講座などに参加し、住んでいる地域の防災力をみんなで高めていきましょう。

社団法人全国公民館連合会 村上英己(むらかみ・ひでき)

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