巨大地震震源域に精密な観測網を展開
地震・津波観測監視システム
東海沖から九州沖につながる地域には、「南海トラフ」と呼ばれる海底の窪地が続いている。M8クラスの巨大地震が、繰り返し発生しており、地震の巣とも言われている場所だ。
前回発生した巨大地震から60年以上が過ぎていることもあり、海洋研究開発機構が、文部科学省の委託を受け、紀伊半島沖熊野灘を中心に精密な観測を行う「地震・津波観測監視システム」の構築を進めている。
海底に地震計と水圧計を20カ所に設置、すべての観測点を海底ケーブルでつなぎ、陸上局にリアルタイムで情報を伝達する。地震が起きたら陸に到達する前に規模などを報告するほか、地震・津波の起こり方やその規模の正確な予測の高精度化も目指している。
前回発生した巨大地震から60年以上が過ぎていることもあり、海洋研究開発機構が、文部科学省の委託を受け、紀伊半島沖熊野灘を中心に精密な観測を行う「地震・津波観測監視システム」の構築を進めている。
海底に地震計と水圧計を20カ所に設置、すべての観測点を海底ケーブルでつなぎ、陸上局にリアルタイムで情報を伝達する。地震が起きたら陸に到達する前に規模などを報告するほか、地震・津波の起こり方やその規模の正確な予測の高精度化も目指している。

JAMSTEC(海洋研究開発機構)