2 震災対策の歩み
わが国の震災対策は、昭和35年以前は、災害救助や災害復旧に対する資金の補助といった、地震が発生した後の対策をどう行うかということが中心でした。
昭和36年に「災害対策基本法」が制定され、「応急対策」、「予防」、「復旧」などの対策の相互の有機的な連携、災害対策の総合的・計画的な運用が行われることになりました。
国土庁は昭和49年に発足し、59年には防災局が設置され、現在、関係各省庁の総合的調整の中心的役割を果たしつつ、震災対策の推進を図っています。
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