令和8年版 防災白書|特集 第2章 第2節 2-1 首都直下地震とは


第2節 首都直下地震

2-1 首都直下地震とは

東京圏及びその周辺地域は、南方からフィリピン海プレートが陸のプレートに沈み込み、これらのプレートに更に東方から太平洋プレートが沈み込む、特徴的で複雑なプレート構造をなす領域に位置している(図表2-1-1)。元禄16年(1703年)元禄関東地震と大正12年(1923年)大正関東地震の間を見ると、この期間にマグニチュード7クラスの地震が8回発生し、大正関東地震以降、その余震以外にも、マグニチュード7クラスの地震が2回発生している。マグニチュード7クラスの地震はいつ発生してもおかしくなく、地震の発生が切迫していると考えて防災対策を行う必要がある。

図表2-1-1 南関東地域で発生する地震のタイプ
図表2-1-1 南関東地域で発生する地震のタイプ

こうした状況を受けて、「首都直下地震対策大綱」(平成17年9月中央防災会議決定)等に基づき防災対策が推進されてきたほか、中央防災会議防災対策実行会議の「首都直下地震対策検討ワーキンググループ」において、近年の東京圏を取り巻く状況の変化等を踏まえた被害想定(被害規模や被害様相)等について検討が行われ、令和7年12月に新たな首都直下地震対策の基本的な考え方等を取りまとめた報告書が発表された。


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