令和8年版 防災白書|特集 第2章 第1節 1-2 被害想定


1-2 被害想定

「千島海溝地震」では、北海道厚岸町付近で最大震度7を観測し、津波高は北海道根室市からえりも町付近にかけて10~20mを超え、高いところでは30m弱に達すると推定されている。「日本海溝地震」では、青森県太平洋沿岸や岩手県南部の一部で最大震度6強を観測し、津波は青森県八戸市で25mを超え、岩手県宮古市では30m近くに達すると推定されている(図表1-2-1)。

被害が最大となるケースでは、死者数は「千島海溝地震」で約10万名、「日本海溝地震」で約19万9千名になるなど、甚大な被害が発生する可能性が推定されており(図表1-2-2及び図表1-2-3)、その被害のほとんどが津波によるものである。

なお、被害想定に当たっては、積雪・凍結等による避難速度の低下や、津波から難を逃れた避難者が屋外で長時間過ごすことで低体温症になる場合など、積雪寒冷地に特有の条件も考慮されている。

図表1-2-1 千島海溝地震、日本海溝地震による津波高及び震度分布
図表1-2-1 千島海溝地震、日本海溝地震による津波高及び震度分布
図表1-2-2 千島海溝地震、日本海溝地震の主な被害量(被害が最大となるケース)
図表1-2-2 千島海溝地震、日本海溝地震の主な被害量(被害が最大となるケース)
図表1-2-3 千島海溝地震、日本海溝地震の道県別人的被害量(被害が最大となるケース)
図表1-2-3 千島海溝地震、日本海溝地震の道県別人的被害量(被害が最大となるケース)

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.