次頁1－5 平成30年に発生した災害に対する復興支援
（1）平成30年7月豪雨に対する復興支援
政府は、平成30年8月に、平成30年7月豪雨に対し、被災地の生活と生業の再建に向け緊急に対応すべき施策として「平成30年7月豪雨 生活・生業再建支援パッケージ」をとりまとめ、平成30年度予備費を活用するとともに、同年度の第一次補正予算、第二次補正予算及び平成31年度当初予算により、インフラの復旧や生活・生業（なりわい）の再建に必要な措置を講じた（参照：https://www.kantei.go.jp/jp/headline/ooame201807/info_support_life.html）。
平成30年7月豪雨 生活・生業再建支援パッケージ
（2）北海道胆振東部地震に対する復興支援
また、北海道胆振東部地震の被害からの復旧・復興に向けた支援策として、平成30年7月豪雨に対する支援と同様の復興支援を決定した（平成30年に発生した一連の災害を踏まえた防災・減災、国土強靱化のための対策については第2章参照）。
平成30年北海道胆振東部地震による被害からの復旧・復興に向けた支援
平成30年度一般会計補正予算の概要
［コラム］
連続した災害による経済的影響
連続した災害による経済的影響
損害保険会社による保険金の支払状況は、台風第21号によるものが最も大きく、約7,478億円（火災保険等で歴代1位）となっており、地震保険では大阪府北部地震によるものが歴代3位、北海道胆振東部地震によるものが歴代5位となっている。
平成30年に発生した主な災害別の支払保険金額
