4 急傾斜地崩壊対策等事業



4 急傾斜地崩壊対策等事業

国土交通省においては,各地で台風,集中豪雨,地震等によりがけ崩れ災害等が多発している事態を踏まえ,急傾斜地崩壊防止施設等の整備を強力に推進する。

平成20年度予算額 20,207 百万円 平成19年度予算額 21,025   差引増△減 △818  
(1)補助事業

土砂災害の犠牲者となりやすい高齢者,幼児などの災害時要援護者に関連した施設や市町村役場等の地域の防災拠点施設,避難地・避難路を保全対象に含む急傾斜地崩壊危険箇所,大規模地震の発生が懸念されている地域における対策を推進する。更に,地震による津波被害防止のため,急傾斜地崩壊対策事業と一体となった避難地・避難路の創出を図る。また,事業の実施にあたっては,斜面環境・景観を保全しつつ安全度を向上するため,既存植生を活用した「緑の斜面工法」による斜面整備や,がけ崩れ緩衝樹林帯の整備により配慮する。

(2)急傾斜地崩壊対策事業調査

事業の効率的な執行を図るため,急傾斜地の崩壊の発生機構の解明,大規模な地震発生を考慮した斜面の危険度の把握,対策の計画立案のための,斜面調査技術開発,調査研究を行う。


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内閣府政策統括官(防災担当)

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