次頁「ぼうさいカフェ」とは，一般市民が，ショッピングモールや公民館などの身近な場所で気軽な雰囲気の中で専門家や有識者と交流してもらい，防災について興味を持ち，具体的な減災の取組みに着手してもらうために内閣府が行っている事業です。普段は防災の取組みに縁が少ない一般の方々が対象であり，専門知識のない方にも分かりやすく伝えるため，進行役を交え，市民と講師との対話や体験に重点が置かれています。あわせて，防災についての展示や体験コーナーなども設置し，減災の取組みのための具体的な対策について考えてもらうことも狙いです（図と写真は，本年１月に熱海市で開催した例）。
また，日本生活協同組合連合会は，内閣府の事業をモデルとして，昨年，３都市において，生協組合員を含む地域住民を対象として，ぼうさいカフェを実施し，発災直後の生存の方法から避難までを住宅地図を使って模擬体験などを行っています。
