3.本専門調査会の経緯と目的2


3.本専門調査会の経緯と目的
 
(2)東海地震に関する専門調査会での審議について

 本年1月に設置された東海地震に関する専門調査会で以下のような審議がなされた。

  1. 東海地震については、過去、いわゆる東南海地震と一連の地震として発生しているものしか確認されていない。
  2. 東南海地震は、前回の発生から約60年が経過しており、これまでの発生間隔からすれば、今後しばらく東海地震が発生しない場合は、東海地震と東南海地震が一連の地震として発生する可能性がある。
  3. 東南海・南海地震については、 今世紀前半の発生が指摘されているところであるが、その想定される被災範囲が広範なこと、大規模な津波災害の発生が予見されることなどから、予防としての防災対策については、今のうちから着実に行っていく必要がある。
  4. 東海地震と東南海地震が一連のものとして発生するとした場合の予知情報及びそれに基づく規制のあり方については、10年程度後に改めて検討することとする。

 
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