この地震は、HAZASプログラムによって、カリフォルニア州緊急サービス局と、鉱山・地質局カリフォルニア支部によって疑似予測された。このHAZASプログラムは連邦急事態管理庁 (FEMA Federal Emergency Management Agency www.fema.gov/hazus/)のために、国家建築学会 (National Institute of Building Sciences)が開発したものである。それに用いられた情報は、地盤に関しては米国地質調査所(USGS US Geology Survey)情報、建築に関しては1990年国勢調査と商業データベース、病院については、米国病院協会(the American Hospital Association)、学校に関しては、FEMA, 橋については連邦高速道路管理局(the Federal Highway Administration)、危険物資廃棄場所に関しては、環境保護庁(the Environmental Protection Agency)からのものである。被害推定は、アプライドテクノロジーカウンシル(the Applied Technology Council)が用意した基準建物種別によって行われた。最終的に推定を信用できるものにし確実性を増すために 多くの関係者が一致協力することが必要なのである。