事例分類表

防災まちづくり活動組織の概要
グループ名称 飯田ボランティア協会
活動地域の特徴 地方都市圏(都市より広域的な地域、主に中山間地)
対応する災害 地震対策(住民対応力の強化)
活動の概要 中山間地における防災対策活動
■防災情報・技術の普及・啓発(意識啓蒙、家具固定指導等)
■人材育成(災害ボランティア養成講座、家具固定ボランティア活動支援等)
■防災訓練の見直し啓蒙
■楽しみながらの災害体験講座
■被災地への支援   など

新しい実践的な防災訓練の実施

楽しみながらの災害体験講座
○当協会はもともと福祉分野で活動してきたが、福祉サイドから「減災」に取り組むためにNPO法人を立ち上げた。活動場所は長野県飯田市及び下伊那郡(人口19万人、地域の3/4が中山間地)で、東海地震の指定地域ながら、防災の備えもなく住民の意識も低かった。
そこで「減災意識を高める」「楽しみながらやる」を主眼に地元自治体、消防団、社協、民生委員など多様な主体と連携し活動を進めている。
○主な活動
・防災講演会(出前講座):意識啓蒙講座。過去6年間の参加者延べ18,000人
・災害ボランティアコーディネーター養成講座
・家具固定方法の指導(出前講座)、家具取り付けボランティア:住民自ら地域の独居老人や諸施設で家具取り付け活動を行うための支援
・地区の防災訓練見直し:避難訓練、安否確認など、形式化しがちな防災訓練に新しいやり方を導入
・楽しみながらの災害体験講座:ランプ作り、コンロでのカレー作りなど子どもたちを中心とした講座
○過去6年間、身の丈にあった活動をコツコツ進めてきた結果、地域の関係団体や自治会の減災意識も徐々に高まってきている。
○平成18年第2回全国防災まちづくりフォーラムで活動を発表、「板硝子協会賞」受賞
組織の特徴 NPO法人(住民系)
支援制度の活用状況 長野県共同募金、飯田市社協赤い羽根募金
活動ニーズとの対応 ・防災訓練を活発にしたい、防災への関心を高めたい
・仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい、防災まちづくりの担い手を増やしたい、目に見える防災まちづくりの成果を上げたい、幅広く活動内容を広報したい
・新たな技術を活用して地域の防災力を高めたい
活動地域名 長野県飯田市及び下伊那地域(1市3町11村)
設立年月 2000(平成12)年4月 (福祉活動団体としての設立は1977年4月)
ホームページ なし 防災活動の詳細はこちら
E-mail なし
記載年月 2007年2月

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.