事例分類表

防災まちづくり活動組織の概要
グループ名称 日吉学区防災安全まちづくり委員会
活動地域の特徴 大都市圏(既成市街地)
対応する災害 地震対策(住民対応力の強化)
活動の概要 地区〜都市レベルでの防災まちづくり活動
■地区の現状(危険度)把握(マップ作成など)
■防災施設の設置・維持管理
■子どもの教育・啓発活動(防災教育等)
■災害時要援護者の支援(安否確認、避難誘導の仕組みづくりなど)
■人材の育成(防災まちづくりリーダーの育成、家具固定技術者の養成など)
■防災訓練の活性化(避難所体験など)


第2回全国防災まちづくりフォーラムでの活動発表風景(R2パックづくり、模擬避難所体験を寸劇形式で見せる)

○戦前からの木造密集地域、軟弱地盤、高齢化など防災に関しさまざまな弱点のある日吉学区では、東海・東南海地震対策に短期間で取り組む必要性が高まってきた。そこで、限られた地域資源でいかに早く確実に地域防災力の向上ができるかを追求した結果、平成12年より「プロジェクトH」と総称する多彩な防災まちづくり活動を開始した。
○プロジェクトHの主な内容
 ・R2(あるある)パック(レスキュー&リサイクル):持ち寄ったリサイクル用品で非常持ち出し防災用品を作成、配布
 ・実践研修会(家具固定技術者の養成として)
 ・模擬避難所体験(避難所に宿泊体験。課題と対策を検討)
 ・厳選防災用品の共同購入(防寒シュラフなど、個人単位で必要だが、入手しにくい用品の共同購入と斡旋)
 ・防災伝道活動(地域防災のあり方についての啓蒙活動)  
 ・その他、リーダー養成、児童による防災マップ作成、希薄化するコミュニティの強化に向けた運動会実施、要援護者避難対策「お助けカード作成」など
○平成17年には「第9回防災まちづくり大賞:消防科学総合センター理事長賞」受賞。平成18年第2回全国防災まちづくりフォーラムで活動を発表、「審査特別賞」受賞
組織の特徴 住民防災組織(自主防災会)
支援制度の活用状況 なし
活動ニーズとの対応 ・防災に関する基礎知識をつけたい、専門家と協力関係を作りたい、街のどこが危険かを知りたい、防災訓練を活発にしたい、防災への関心を高めたい
・防災まちづくりの担い手を増やしたい、目に見える防災まちづくりの成果を上げたい
・幅広く活動内容を広報したい、広域的な交流をしたい
・新たな技術を活用して地域の防災力を高めたい、防災設備の維持・管理を行ないたい
活動地域名 名古屋市中村区日吉学区
設立年月 2000(平成12)年7月
ホームページ なし 防災活動の詳細はこちら
E-mail なし
記載年月 2007年1月

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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