噴火継続対応期(年表)
年月日主な動き2000714山頂噴火により、噴煙約1,500m、北東部で大規模な降灰
都道通行確保のため降灰のつど除去作業を実施、
泥流被害復旧作業(泥土除去、道路補修等)、応急対策として土のう積み等を実施、恒久対策として砂防ダム設置を検討。15一部地区の86名に避難勧告19国土庁長官・建設大臣外10名災害現地視察26大雨による泥流被害発生一部地区の126名に避難勧告27追加避難勧告、対象者総計402名28一部地区の避難勧告解除395名30三宅島近海地震発生 三宅島震度6弱 各所で崖崩れ被害発生82避難勧告全面解除10山頂噴火煙の高さ8,000m、神着、坪田地区に降灰一部地区の634名に避難勧告 午後、一部地区を残し避難勧告解除11一部地区の避難勧告解除12一部地区の956名に避難勧告13気象庁は「17時30分頃小規模な噴火。阿古地区で降灰を確認」旨発表(火山観測情報第163号)。14避難勧告全面解除15山頂からの噴煙活動確認18最大規模の噴火、噴煙の高さは14,000m島史上初の全島降灰避難勧告2,162名、自主避難1,693名 計3,855名大粒の噴石を確認、車のフロントガラス等が割れる最大規模の噴火(白色垣煙の高さ14,000m、うち黒色噴煙8,000m以上)19一部地区の避難勧告解除20自衛隊に災害派遣要請21自衛隊約300名到着泥流防止用土嚢積み、民家の灰おろし22衆議院建設委員会・災害対策特別委員会被害状況調査坪田地区に降灰24村教育委員会は自動・生徒の島外避難を決定26自衛隊災害派遣の撤収二酸化硫黄1,400tが観測される27二酸化硫黄放出 日量15,000t29山頂より噴火、噴煙は8,000m北東から東北東地区に降灰東京都災害対策本部設置現地対策本部災再設置国の政府非常災害対策本部設置児童・生徒の島外避難一般避難者の島外施設への受入開始火砕流発生、30℃程度で海まで達した特別養護老人ホーム入所者、在宅介護高齢者の内地移送海上自衛隊に災害派遣要請30小中校生が秋川高校へ避難泥流発生のおそれで三宅島全域に避難指示・勧告31避難勧告・指示解除91東京都災害対策本部会議開催。防災関係、ライフライン等の要員を除く村民の島外への避難方針決定。2全島民に島外避難指示(2~4日で避難)。(三宅村)
(防災・ライフライン維持等要員を除く全島民1,966世帯、3,829人)石原東京都知事現地視察一般島民に島外避難指示31都9県相互協定県知事に対して、災害対策基本法第74条第1項に基づく応援要請。区市町村に対して災害対策基本法第27条第1項に基づく支援要請。一般避難者の国立オリンピック記念青少年総合センターの避難。漁業関係者を下田市に所在する北区臨海保養施設に避難4防災関係者を除く一般島民の島外避難完了都営住宅等公的住宅に収容、生活物資供与東海汽船チャーター船「かとれあ丸」による災害対応開始夜間、要員が滞在する客船「かとれあ丸」を傭船、運用開始。船舶宿泊199名、島内残留48名。