記者発表資料
中央防災会議「民間と市場の力を活かした防災力向上に関する専門調査会」
防災まちづくり分科会(第3回)議事概要について
防災まちづくり分科会事務局(内閣府(防災担当))
- 1 分科会の概要
-
- 日 時 : 平成16年3月16日(金)10:00〜12:00
- 場 所 :
グランドアーク半蔵門 華の間
- 出席者
伊藤座長、大林、柴田、中谷、前田、松岡(和)、松岡(勝)、安井、
山口の各委員(五十音順、敬称略)
内閣府尾見政策統括官(防災担当) 他
- 2 議事概要
- 大丸有地区、多摩田園都市地区における防災まちづくりの取り組み内容について発表が行われ、その後、議論が行われた。
また、事務局から資料に基づき、今後の方向性について説明が行われた。
各委員から以下のような意見等が出された。 - ○ 大丸有地区における防災まちづくりの取り組みは、最初は地権者の問題意識の取り組みとしてスタートとしたが、防災訓練の実施やマスコミからの情報発信により、テナントの従業員などにも浸透してきている。
- ○ 大丸有地区では、発災後、携帯電話などを活用し、住民から区に被災情報を提供し、また区から住民に対し被災情報を発信するなど、双方向の情報伝達の訓練を実施している。
- ○ 大丸有地区では、来街者への防災情報の提供は、テナントの従業員からの伝達のほか、大型ビジョンの利用、地元向けのラジオ放送などを実施している。
- ○ ラジオタウンナビのように、平常時は、地元商店街の情報を提供し、災害時には、防災情報を提供するような日常生活の防災を取り入れる工夫が必要。
- ○ 大丸有地区では、営団地下鉄やJRもメンバー企業の一員として、帰宅困難者の避難所への誘導、災害時要援護者への建物の一部の提供などを検討している。
- ○ 多摩田園都市では、FMで毎週15分の防災番組を放送しているほか、東急田園都市線沿の各駅でもパンフレットの配布など情報発信を行っている。
- ○ 霞ヶ関地区においても、大丸有地区での取り組みを参考に、防災隣組など地区内の防災力の強化に取り組むとともに、他の地区とタイアップして都心部の防災力を高めることも必要ではないか。
- ・詳細な議事録については後日発言者の確認を経たのち、公表の予定。
- ・議事次第 (PDF形式:10.7KB)
- ・出席者名簿 (PDF形式:9.5KB)
- ・座席図 (PDF形式:8.2KB)
- ・資料1 (PDF形式:1.3MB)
- ・資料2-1 (PDF形式:108.8KB)
- ・資料2-2 (PDF形式:81.1KB)
- ・資料2-3 (PDF形式:202.7KB)
- ・資料2-4 (PDF形式:2.0MB)
- ・資料3-1 (PDF形式:13.9KB)
- ・資料3-2 (PDF形式:539.1KB)
- この件に関する問い合わせ先
- 内閣府政策統括官(防災担当)付
地震・火山対策担当 - 参事官補佐 藤井 利幸
- 主査 平野 正幸
- TEL : 03−3501−5693