シリーズ 一日前プロジェクト(第26回)‐内閣府防災情報のページ

もし、1日前に戻れたら…
私たち(被災者)から皆さんに伝えたいこと

前もって避難の方向を決めていた ~山崩れに迷わず避難、命助かる~(宇部市 40代 男性)

平成21年7月中国・九州北部豪雨(平成21年7月)

あるお宅の話なのですが、ご夫婦でお住まいで、お昼ごろお膳にご飯とおかずを並べて、「さあ、ご飯食べよう」って言っていたら、山の方で音がしたんですね、ゴーンゴゴーって。「あれ?何でなんだろう?」と思って見たら、まさに山が崩れてきていて、土石流がダーッと押し寄せてきていたのです。
で、「こりゃいけん」と思って、ご主人はステテコとランニング一枚だったんですけど、パッとシャツをつかんで、奥さんと一緒に道の無い裏山に逃げ込んだんですよ。「何でそっちに逃げたんですか」って聞いたら、「家を建てた時に、何かあったらどこに逃げるか?ひとつは裏山もあるな」とご夫婦で話し合っていたとのこと。
道ばたに車を置いていましたが、そこは土石流の流れる方向にありました。もし道の方に逃げていたら、絶対命はなかったと思いますよ。
今自分がどんなところに住んでいて、どういう危険性があるのか、過去に地域でどんなことがあったのかなどをそれぞれが学んでおけば、そのために何を備えるか、どこに逃げるのかを具体的に考えていくことができますよね。大切なのは、具体的に考えるということと自分の身は自分で守るという姿勢だと思います。

http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/ichinitimae/index.html

被災者の実体験を聞く事ができる『一日前プロジェクト』は上記HPでも見ることが出来ます。家庭はもちろん、地域や職場等、
さまざまな話が掲載されていますので、企業の「社内報」や地域での「広報」に幅広く活用してください。

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